Optica Student Leadership 2025 振り返り
- uecosa
- 1 日前
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皆さん、こんにちは。
この度、UEC-Optica Student Chapterのメンバーの浦野がOptica Student Leadership 2025に参加しましたので、その報告をさせていただきます。
まず、Optica Student Leadership 2025とは何ぞやという話をしたいと思います。
Optica Student Leadership 2025とは、我々の母体であるOpticaが主催するイベントで、世界中から学生会員100人のみ(審査制)が、アメリカで開催される Frontiers in Optics(FIO)という学会に招待されるものです。さらに、FIOの前日にLeadership研修なるものを受けることができます。
Leadership研修では、Optica側が招待した講演者の方々から、
・リーダー論的な話
・学術における人間関係の構築の仕方
・予算(奨学金)の獲得の仕方
・個々人のキャリアを発展させていく方法
などの講義を受けます。
招待された学生は、FIOへの参加費$150(自腹)を払うのみで、
・開催地(今年は、Colorado州Denver)までの飛行機代
・5泊分の宿泊費(2人部屋、ルームメイトは基本的にOptica側が指定)
・学会の参加
・Leadership研修日の朝、昼、夕ご飯代
を得ることが出来ます。
言わずもがなですが、$150払うだけで、アメリカに行けて、Leadership研修を受けることができて、学会にも参加できると思うと、めっちゃコスパいいです!!
次に、Leadership研修の様子について書きたいと思います。

これが、Leadership研修に参加した方々の集合写真です。どうですか?壮観ですよね。
実に31か国の国々から参加者がいて、文字通り、世界各国から集まっています。人数分布としては、以下の感じです。なおこのグラフは、参加者の所属大学の所在国で、参加者自身の出身国ではありません。

インドが一番多く16人の参加者がいて、ブラジル、アメリカ、メキシコと続きます。
ただ、参加者の出身国で分けると、この数字以上にインド人がいたと感じました。
日本国はというと、私とOIST(沖縄科学技術大学院大学)の方の2人のみで、日本人の参加者は私のみでした(OISTの方はインド人)。
日本人が1人ということもあり、友達を作らないとボッチになってしまうため、いろんな国の方々と仲良くなりました。その方々と交流するなかで、分かったことは、
・参加者の多くがstudent chapter memberである。
(募集対象は、Opticaの学生会員であることのみ)
・我々UEC-Optica student chapterよりも活発なところが多い。
(我々も活発な方であると思っていたが、世界は広かった)
・Linked Inで交流が行われているので、ダウンロードして動かしておくべき。
(私もLinked Inのアカウントはあったが、動かしていなかった)
・OISTの方曰く、日本からの参加者は全然いないので、日本の大学であれば審査に通りやすいそうです。(真偽は不明だが、日本からの参加者が2人であること、そしてOpticaが多様性を重んじていることから、受かりやすそうではある。)
・世界各国から参加者がいて、交流を推奨しているとはいえ、同じ国の人どうしや同じ言語話者(スペイン人とメキシコ人とか)どうしで固まる傾向があるので、孤独感を感じることもあるかも(私は、孤独感も楽しめたかと)

何はともあれ、いろんな国の方々と仲良くなり、交流をおこない、Optica側が招待した講演者から様々な話を聞き、大変身になりました。私が特に感銘を受けたのは、同じメッセージを伝えるにしても日本と海外(アメリカ)で、発表スタイルや表現が異なったことです。
こういう面白い伝え方があるのかと思ったり、日本でこういう発表したら白けるだろうなと思うこともありました。
このLeadership研修を生かして、UEC-Optica Student Chapterをもう少しアクティブに動かしたいと思います。これまで既に行っている学内での活動はもちろん、国内外問わず、様々なStudent Chapterと交流していきたいと思いました。
個人的な感想もありますが、まだ参加した学会FIOについても書きたいので、次回のPart 2に書きたいと思います。(もしかしたら、Part2は出さないかも。)





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